サニブラウン 異論が注目されていますね。
東京五輪の代表選考基準に対して
サニブラウン選手が異論を唱え話題となっています。
どういうことなのか詳しく調べてみたいと思います。
サニブラウン 異論がヤバい!個人種目が優先!リレーはその次
東京五輪・100、200メートル代表選考基準が
「個人種目は原則として1種目のみとする」
とする選考要項が提案されました。
この提案がされた理由は
「金メダルを目指す男子400メートルリレーをベストメンバーで臨むための策」
なのだといいます。
要は個人の種目で疲れたり、怪我をしたら
ベストメンバーでリレーが出来ないという事です。
この方針に対して3種目での代表入りを目指す
サニブラウン・ハキーム選手は
「リレーは個人種目の二の次。(要項も)分からなくはないが、あくまで個人でメダルを取るために練習してきた。個人で頑張ってこそ、リレーへのやる気も上がる」
と異論を吐露しました。
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日本人選手の陸上競技において
最も金メダルに近いのが男子400メートルリレー
悲願の金メダル獲得のための考えなのはわかりますが、
選手の気持ちの方を考えて欲しいですね。
1種目に絞ることで、リレーでの力を発揮できるかもしれませんが。
モチベーションの低下になり得る可能性も
大きいのではないかと思ってしまいます。
サニブラウン 異論の詳細
詳しい記事はこちら
日本陸連は16日、都内で理事会を開き、2020年東京五輪の100メートルと200メートル代表選考基準について「個人種目は原則として1種目のみとする」とする選考要項を提案した。金メダルを目標とする男子400メートルリレーのメンバーの負担軽減が目的で、来年3月までに結論を出す方針。リレーも含めた3種目での代表入りを目指すサニブラウン・ハキーム(20)=米フロリダ大=はこの日、都内で行われた日本陸連の年間表彰式に出席。方針に対し、異論を唱えた。
異例の選考要項に、東京五輪を目指すスプリンターたちが揺れている。日本中から金メダルの期待が寄せられる男子400メートルリレー。麻場一徳強化委員長は「日程も厳しい。1種目に絞って、リレーに大きい力を発揮してほしい」と個人種目より“お家芸”となりつつあるリレーへの注力を求めた経緯を明かした。
強化委員会内では約半年かけて議論が行われていた。引き金となったのは今秋のドーハ世界陸上だった。400メートルリレーではクリスチャン・コールマンやジャスティン・ガトリンらの種目を絞り、温存した米国が優勝。一方、強豪と見られていたカナダや中国は個人種目の負担もあり、負傷などのアクシデントに見舞われる事態となった。
負担の大きい日程であることは事実だ。来年8月1日に始まる100メートル予選から同5日の200メートル決勝まで出場なら5日間で計6本を走る。リレーに出場すれば、6日の予選と7日の決勝の2本が追加される。さらに、100メートルの代表は必ずリレーメンバーに登録する必要があり、東京五輪では現行の6人から5人に減少。2人以上のけががあれば棄権もありうる。
都内で取材に応じたサニブラウンはこの方針に対し「リレーは個人種目の二の次。(要項も)分からなくはないが、あくまで個人でメダルを取るために練習してきた。個人で頑張ってこそ、リレーへのやる気も上がる」と吐露した。
同じく個人2種目での代表を見据えていた小池祐貴(24)=住友電工=も「2種目走って競技力が落ちるかどうかは、選手による。うまく走れる人もいると思うので、個々に相談するのがいいのでは」と話した。
今後は高平慎士氏(35)を中心とするアスリート委員会と強化委員会で議論をしていく予定。高平氏は「引退した選手を中心に話し合い、年明けには強化委員会と場を持ちたい」と明かし、現役選手が要項作成には携わらないことを強調した。土江寛裕五輪強化コーチは「現場からの反発も覚悟の上。そこは分かってもらうしかない」と方針は崩さないつもりだ。
悲願のリレー金メダルのために万全の状態を整えたい陸連と、個人種目での決勝進出に燃える選手たち。両者の思いも真っすぐなだけに慎重な議論が求められる。
◆陸上男子100&200メートル五輪への道 全体の出場枠は56で開催国枠はない。1つの国・地域からは最大3人まで出場できる。出場枠は原則、新設された世界ランキングの上位が獲得。19年7月1日から20年6月29日までに出した記録が対象となる。ランキングは、記録に応じて得られるポイントと大会の格付けに応じて定められた順位ポイントの2つを合計し、各選手上位5レース分の平均をとって算出する。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/
サニブラウン 異論の関連動画
サニブラウン選手の動画を集めました
サニブラウン 異論についてネットの反応
ネットの声を集めてみました

100mも200mもリレーも全部やるのが、スプリンターの醍醐味だと思う。
個人は100mだけ、200mだけなんて、個人でのメダルを目指してるサニブラウンにとってはふざけるなって話だよ。
桐生や山縣みたいな100m専門の選手ならそれでもいいけど、サニや小池のように両方走れる選手は両方やったほうがいい。
何のために練習してるんだよって話。3つ走っても耐えられるように、冬季のハードなトレーニングやってるんだよ選手達は。
陸連は選手の意向を尊重すべき!

サニブラウンまでの実力レベルまでいった事のない人たちが考えてる発想。サニブラウン本人の提案なら理解できるが、個人の夢を奪う権利は陸連にはないはず。陸連のためにオリンピックに出場する訳ではない。何か思い違いしてるのでは?

複数種目に出る権利がある選手が仮に出場種目を絞るとして、どの種目に出るかの最終判断する権利があるのは選手本人のみ。
そして常識的に考えてやめるべきはリレー。
何より尊重されるべきは個人種目。
リレーなんてその延長線上に過ぎない。
メダル有望種目だろうがなんだろうがそんな事は関係ない。

今年の世界リレー選手権はバトンミスで失格
ドーハ世界選手権では走力の差を痛感させられた
陸連が焦るのはわかるが選手からしたら記事にあるような反応になるのは当たり前。特にサニブラウンは個人種目での決勝進出が今大会の目標だろう。そこは譲れない筈だ。陸連が言うようにリレーのために100,200どちらかに絞れとなったら、自分なら「それならリレーに出ない」となる。サニブラウンもそうするのではないか?
噂であるようにリレーからサニブラウンを外したいならそれはそれでいいだろう。今のメンバーならサニブラウン抜きでも戦えるしサニブラウンがいたからといっても大して早くなるわけでもない。
個人種目を優先してリレーに出ないのが自分勝手と思われるのなら一言言っておきたい。スプリンターになりたいような人は自分勝手くらいで丁度良い。他人を蹴落として自分が一番になりたい人でなければあのキツい練習は耐えられないから

日本人の一番悪い面がでた・・・
「個人の事より全体の事を優先する事が美徳」この様なことを子供の頃になんとなく教えられてきた様に思う
自分の中学生の頃は「全体責任」と言う言葉が存在していました
中学時代の担任によく言われました
その先生は理科の先生で生徒からの人望も厚く、当方も好きな先生でしたがその様な言葉を自然に使っていました
陸上競技は基本的に個人競技です
陸上競技に無い駅伝を作ったのも日本人です
マラソンの国別対抗戦を提唱したのも日本でしょう
最後に4継は金メダルをとれません(他の国がミスをしない限り)
少なくともアメリカとイギリスには現状では勝てません
対抗するには個の力を向上させるしかありません
これに反するような方針を決めるべきではありません

全部出させればいいのに。
標準も切って資格あるし、入賞も狙えるんだから。
個人あってのリレーでしょ。
陸連の人達はみんな陸上やったことない人達なのかな?それなら話はわかるけど。これで陸上経験者だったら偉い人達みんな辞めた方がいい。

代表権はそもそも誰のものなのか?という問題はそう簡単ではない。
そもそも協会が権利を持っていて、それを「我々が認めた選手に与える」ものなのか、
それとも実力のある選手が代表権を勝ち取るのが当然であって協会はその手続き面を中心にサポートするべき存在なのか。
これまでにも代表選考いくつもの競技でいろいろな問題が表面化してきた。根底にあるのはこの「そもそも代表権は誰のものなの?」という問いに行き着くのだと思う。

種目が違う水泳と比較するべきではないかもしれないが、池江選手や瀬戸選手、萩野選手のように何種目もこなす人がいて、さらにその選手達はリレーもエントリーしている。
陸上も他の種目を参考にしながら対応を考えたほうが良いと思う。
サニブラウン 異論のまとめ
以上、サニブラウン 異論について調べてみました。