少年野球 盗塁 規制論が注目されていますね。
少年野球での盗塁に
規制論が浮上していると話題になっています。
どういうことなのか詳しく調べてみたいと思います。
少年野球 盗塁 規制論がヤバい!盗塁で大差がついてしまう?
野球において盗塁は
ゲームをスリリングにする大きな要素ですよね。
しかし、少年野球ではその盗塁の規制論が出ているそうです。
少年野球の盗塁規制論について次のように報道されています。
小学生の試合では、盗塁が勝敗を分けるケースがよくある。両チームの実力差があるとされる試合で、強い方のチームの打者が初回からゴロを打って失策を誘ったり、四球を選んだりして出塁し、バントや盗塁を重ねて延々と加点するのはよく見られる光景だ。
弱いチーム、経験の浅いチームは捕手が投手のボールを受けるので精いっぱいであり、走者を刺すことはほとんど不可能だ。二塁手、遊撃手も捕手の送球を受けて走者にタッチすることはほとんどできない。パスボールも多い。このために、延々と「出塁―バント・盗塁―得点」が続く。そして大差がついてコールドで決着することが多いのだ。小学校の塁間はボーイズでは22.86メートル、軟式野球では23メートルと短く、それだけ盗塁も容易なのだ。
少年野球の試合はあまり見たことはないのですが、
確かにまだ未熟な小学生にとって
実力差が開いている場合は一方的な試合展開になってしまうのはわかりますね。
少年野球 盗塁 規制論の詳細
詳しい記事はこちら
アメリカ発祥のリトルリーグでは、走者は投手の投球がホームベースを通過するまで離塁できない。実質的に盗塁はできないようになっている。塁間は18.29メートルとさらに短い。
リトルリーグは戦後、日本にももたらされ、広く普及した。当時の小学生たちは盗塁のない野球をしていた。しかしリトルリーグのルールに飽き足らない思いを抱いていた日本の野球関係者によって、盗塁などが認められた大人の野球に近いルールのボーイズリーグが生まれた。
また、リトルリーグから派生したリトルシニアも盗塁を認めている。その後できたヤングリーグも盗塁ありである。さらにアメリカ発祥のポニーリーグも盗塁が認められていた。軟式野球でも盗塁が認められている。
こういう形で日本の少年野球は「盗塁あり」が主流となった。それが「出塁―バント・盗塁―得点」という日本独特の野球のスタイルにつながった。
しかし「盗塁あり」の少年野球は、ワンサイドゲームが増えるだけでなく、まだ十分に肩、肘が成長していない時期の捕手に大きな負担を与える。日本の少年野球では投手に次いで捕手の健康被害が多いが、これは腕だけで二塁に速い球を送球する動作が影響していると考えられる。
「盗塁がある野球は、体が出来上がってからでもいいのではないか。少なくとも小学生の時代は盗塁なしでもいいのではないか」。そういう考え方が広がりつつある。
全日本軟式野球連盟の宗像豊巳専務理事は今年1月、「野球肘障害を減らすため、さらなるルールの改定(案)」を発表した。その中に『盗塁数規制 (1試合3~5回)、パスボールでの進塁なし』という項目があった。
延々と盗塁、得点が続く一部の少年野球の風潮に歯止めをかけ、野球少年の健康を守ろうとする動きが日本でも生まれてきている。
少年野球の「盗塁」に関しては、議論を深める時期が来ているといえよう。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/
少年野球 盗塁 規制論についてネットの反応
ネットの声を集めてみました
本当にレベルによると思う。
6年生の県レベルの大会では、盗塁もなかなか出来なかった。
もちろん、低学年のうちはほとんど成功しますが。
小学生達が公園でやる野球を見ますが子供達にとって1番健全で楽しさを味わえる形の様に思えました。
クソボール振って空振り、爆笑w
思いっきり投げて大暴投、爆笑w
道路に打球を飛ばして、罵声w
よく考えたらドミニカやキューバなどではこれが野球少年たちの日常ですよね。
楽しさを知るからこそ夢に真っ直ぐ純粋に突き進み、諦めないハングリーさも自然と身につくのだと思います。
それやったら、変化球と同じように中学からアリにしたらええやん。
柔道の世界の話をすると、中学から絞め技、高校からは関節技も有りというルールにしていますよ。まぁこれはリスクも考えての事ですけどね。しかし、野球の試合が盗塁でほぼ決まってしまうのなら、もっとしっかり投げて打っての攻防で決められるルールにしないとね!
私が学童野球の一コーチとして在籍していた時の監督が、某高校野球の中堅校の監督を10年もやっていた経歴を持つ方で、その監督さんの代は試合中のサイン無し。当然送りバントも無し。
練習もほぼシートバッティングのみでした。
理由を聞くと『少年野球は楽しくやれればいいんですよ!難しい野球はこれからいくらでもやりますから。楽しくやれるのは今だけです』と。
それでも地域の大会を勝ち抜き、上部大会に進出できました。
その後、その子達は卒団して全員がシニアなり、中学軟式なり野球をやり続けてくれてのが本当に嬉しかったてす。
『お前たちは好きなように野球を楽しめ!勝ち負けの責任はオレが取る。』
という言葉にはしてませんがいつもベンチで腕組をして仁王立ちだった監督の背中と笑顔が印象的でした。
確かに少年野球は走りたい放題の面はある。
勝ちに来る競合チームは鈍足だろうが走らせる。
勝てば官軍。それが少年野球。
指導者全員が野球と試合を楽しませる指導方針に変えない限りは規制するしか無いだろうな。
少年野球の練習見てると、1試合に1度あるかないかなケースを延々と何度も繰り返してやってることがあるんだけど、見ててもやっててもつまんないよね。確かに勝つことは大事だし嬉しいし楽しいけど、それ以前に練習がつまらないと続かないし競技人口も減り続けると思う。
もう40年も前の話だけど、故郷の町で、空き地に小学生が集まってやる草野球では、盗塁どころかリードすることが禁止だった。
つまり、バッターが打つまで離塁禁止。ランナーは、バットにボールが当たってから走る。そうでなきゃ進塁し放題になる。
小さな子は打つだけの参加で守備免除だったし、大きな子は左で打つことがノルマだった。
指導者が勝利至上主義になってしまい勝つ事を最優先としてしまっていることが問題でしょう。プレーしている選手の選手生命は始まったばかりでこれから先の方が長いのだから野球を楽しんでもらいこれから先にケガのリスクを減らして次のステップへ送り出すことが学童野球の目的では無いのでしょうか?
少年野球 盗塁 規制論のまとめ
以上、少年野球 盗塁 規制論について調べてみました。
少年野球での盗塁を規制する事で大差を無くす事なのでしょうが、
盗塁で負けた事で練習する事で上手くなっていく面もあると思います。
しかし、練習がきつくなることで野球を楽しませる事が半減してしまう事も考えられますね。
少年野球での盗塁の規制論は難しい問題ですね。