毎日新聞で連載中の4コマ漫画「桜田です!」をネット検索すると関連キーワードで
「桜田です つまらない」や「桜田です 面白くない」と出てきています。
果たして「桜田です」はつまらない・面白くないのでしょうか?
詳しく調べてみたいと思います。
「桜田です!」とは?
毎日新聞で連載中の4コマ漫画「桜田です!」
作者はいしかわじゅんさん。
毎日新聞朝刊で連載されている4コマ漫画ですが、実は歴史は浅く2015年2月1日から連載されています。
以前に連載されていた東海林さだおさんの「アサッテ君」は40年もの間、毎日連載されていたという連載漫画では連載終了時点で過去最長となる13,749話という凄い記録を持っています。
その後を引き継いで連載された毎日新聞の四コマ漫画が「桜田です!」
「桜田です!」は
東京の郊外にある「むさしの町」に住む「桜田(さくらだ)一家」を軸に話が展開しています。
基本は日常のほのぼの系4コマ漫画ですが、政治ネタ、時勢ネタなど様々なネタで書かれています。
宝島社の新聞広告が素晴らしい。
うちは「毎日新聞」をとっているのに、この広告はなかった。
「桜田です!」とかいう四コマ漫画も面白くないし、そろそろ他の新聞に変えようかな。 https://t.co/0kZY4353zZ— 🥺ྀིおれなるど・駄・ピンチ! (@olenardo_pinch) May 12, 2021
つまらない・面白くない理由はネタの意味がわからない
「桜田です!」がつまらない・面白くないと感じる理由は、時々、ネタの意味がわからない回が多々あります。
「桜田です!」は桜田一家を中心とした4コマ漫画。
桜田一家の家族構成は両親と小学生の姉弟に猫が1匹
- 父・桜田 ヨシユキ(サラリーン)
- 母・桜田 ヒロコヨ(漫画家)
- 長女・桜田 カレン(小学6年生)
- 長男・桜田 ハル(小学3年生)
- 飼い猫・正ちゃん
- 父の祖母・桜田 ナベ(近所にある大きな邸宅に住む陶芸家)
そしてこの他にもかなりの登場人物がいます。
- 父の会社仲間
- 母の同業者
- 子供たちの学校関係者
- 近所の村田家
- むさしの町の人々
- 力士たち
ここで問題なのは、登場人物それぞれに特徴的なキャラ設定があり4コマ漫画のオチの部分をその人物のネタで〆ている事があることです。
その様なネタの回では、登場人物の設定を全て把握していないと何が何だかわからず、見た人はつまらない。面白くないといった感想になってしまうのだと思われます。
例えると困った時のカメちゃん
祖母ナベの友達でシワを伸ばすと美人になるというネタキャラ。呼ばれてから反応するまでに時間がかかるという設定があり、最初のコマで言われた反応を4コマ目で反応するという話がよくあります。
個人的にはカメちゃんが出てくる話に外れ無しと思っている好きなキャラなのですが、キャラと設定を知らない人にとっては何が何だかわからずに終わってしまうと思います。
毎日楽しみにしている毎日新聞の4コマ漫画『桜田です!』の新キャラカメちゃん♪可愛いおばあちゃんだと思っていたけど、ぷぷっ♪#カメちゃん #桜田です #いしかわじゅん #4コマ漫画 #毎日新聞 pic.twitter.com/W5JwlZ1p1O
— ブーランジェリー ルボワ (@Mme_Lebois) October 3, 2018
この様にキャラ設定を理解してないとわからないネタが時々見かけられます。
政治ネタや時勢ネタなどは、その元ネタを知らなければ何のことかわからないのですが、キャラネタの場合は、知らないキャラが出てきたらその時点で終わってしまいます。
毎日連載されているだけに既にかなりのキャラが出ているのですが、濃いキャラばかりなので全てを理解していれば面白いのですが…
「桜田です!」は、ほのぼのネタでも面白くないのに、突然、政治ネタを入れてくるから余計につまらない。
安倍批判をするなら野党のくだらない質問や批判も揶揄してみろ。
作者は思想が傾き過ぎだな。
また毎日新聞の連載だから無理かw#毎日新聞#桜田です#いしかわじゅん pic.twitter.com/wuvu0uwJnS— そら (@redtacky) June 24, 2020
新聞の4コマ漫画は他にどんな漫画がある?
今回取り上げた新聞の4コマ漫画は毎日新聞の「桜田です!」でしたが、他にはどんな新聞4コマ漫画があるのでしょう。
中には意外な超有名アニメが新聞4コマ漫画で連載されていた事もあったんです。
各朝刊紙の4コマ漫画の歴史を見てみましょう。
毎日新聞朝刊
- 「ペ子ちゃん」(1948-1949年)作者:横山隆一
- 「デンスケ」(1949-1955年)作者:横山隆一
- 「フクちゃん」(1956-1971年)作者:横山隆一
- 「アサッテ君」(1974-2014年)作者:東海林さだお
- 「桜田です!」(2015年-)作者:いしかわじゅん
朝日新聞朝刊
- 「フクちゃん」(1936-1944年)作者:横山隆一
- 「ブロンディ」(1949-1951年)作者:チック・ヤング
- 「サザエさん」(1951-1974年)作者:長谷川町子
- 「フジ三太郎」(1979-1991年)作者:サトウサンペイ
- 「となりのやまだ君」(1991-)作者:いしいひさいち
※1997年に「ののちゃん」に改題
読売新聞朝刊
- 「轟先生」(1951-1954年、1955-1973年)作者:秋好馨
- 「おトラさん」(1954-1955年)作者:西川辰美
- 「OH!!ミスター」(1979年)作者:福地泡介
- 「あっぱれサン」(1980-1982年)作者:秋竜山
- 「コボちゃん」(1982年-)作者:植田まさし
産経新聞朝刊
- 「サラリ君」(1980-2010年)作者:西村宗
- 「ちいさなのんちゃん」(1995-1998年)作者:永野のりこ※毎週火曜掲載
- 「のんびりいこうよ」(連載開始年不明-2010年)作者:赤羽みちえ※金曜掲載
- 「ひなちゃんの日常」(1998年-)作者:南ひろこ※休刊日と月曜以外掲載
この他にも、地方紙の中日新聞では、「ちびまる子ちゃん」が新聞4コマ漫画として掲載されていた事もあります。
「桜田です」はつまらない?面白くない?のまとめ
今回の記事では、毎日新聞で連載中の4コマ漫画「桜田です」について調べてみました。