ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 第13話 「マン・イン・ザ・ミラーとパープル・ヘイズ」
鏡の中に引きずり込まれてしまったフーゴ
アバッキオとジョルノも次々に鏡の中に引きずり込まれていきます。
鏡のスタンド、マン・イン・ザ・ミラー後半戦です。
引用:http://jojo-animation.com/
アニメ ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 第13話 あらすじ ネタバレ
イルーゾォと対峙するフーゴ
絶対絶滅かと思ったその時、
誰かが走り去る足音が聞こえて手を止めるイルーゾォ
フーゴにとどめを刺すのを後回しにして、イルーゾォは足音を追いかけます。
アバッキオはジョルノを残して、1人で犬の床絵の場所にキーを取りに来ました。
アバッキオのこの行動が結果としてフーゴを救う事になったのですが、
当人達は知り得ないことですね。
犬の床絵でキーを見つけたアバッキオはその場に不自然に置いてある鏡を見つけます。
鏡の中にのみ映るイルーゾォを見て、
アバッキオはマン・イン・ザ・ミラーの能力が何なのかわかってきます。
そしてアバッキオは鏡を割るのですが、
砕けた鏡の中の1枚からイルーゾォに手を掴まれてしまいます。
鏡を砕いても、映っている部分がある限りマン・イン・ザ・ミラーからは逃れられない
とアバッキオは鏡の中に引きずり込まれてしまいます。
しかし、引きずり込まれながらも、マン・イン・ザ・ミラーを掴むアバッキオ
スタンドはスタンドにしか掴めない
それはアバッキオの姿に変身していた、ムーディー・ブルースだったのです。
鏡を割ったのは、引きずり込まれない様にするためではなく、
ムーディー・ブルースの変身は見られない様にするためでした。
ムーディー・ブルースを鏡の中に入れる事に成功し、攻勢に出るかと思われましたが、
マン・イン・ザ・ミラーの能力で、
体の半分をアバッキオ本体、もう半分をムーディー・ブルースという体にされてしまいます。
アバッキオ本体とスタンドを体半分だけ鏡の中に引きずり込まれた状態です。
体の半分がスタンドになってしまったとは言え、
自分自身のスタンドですから動けそうなものですが
動けないアバッキオはうずくまります。
だか、イルーゾォはアバッキオの異変とキーがない事に気が付きます。
何とアバッキオは引きずり込まれる前に、
手首のみムーディー・ブルースでリプレイしてキーをジョルノに届けていたのです。
イルーゾォは慌てて追いますが、ジョルノの様子を見て高笑いをあげます。
ジョルノはキーを持ったままその場に立ち尽くしていたのです。
しかし、ジョルノを鏡の中に入れた瞬間、ジョルノの様子を見てイルーゾォは仰天します。
ジョルノはフーゴのパープル・ヘイズの能力に感染されて鏡の中に入って来ていたのです。
ジョルノはアバッキオと別れた後に、
自分で推理してイルーゾォが鏡の中に引きずり込む能力だと突き止めていたのです。
ジョルノによって感染されたイルーゾォは汚染された部分のみを鏡の中に残して逃れようとします。
鏡の外に出たイルーゾォでしたが、
ジョルノの導きに鏡の外にいたパープル・ヘイズを操作してフーゴによって打たれました。
イルーゾォが打たれた事によって鏡から出れたジョルノは
外にあらかじめ作っていた免疫力を持った血清によって感染を逃れました。
ジョルノの身を犠牲にした行動に対して、敬意を表するフーゴでしたが、
ジョルノはアバッキオにこそ敬意がある行動だと言うのでした。
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アニメ ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 第13話 感想
今回のポンペイ編では前回にフーゴの過去がオリジナルストーリーとして描かれたのですが、
本来の原作ではアバッキオの過去が描かれていました。
アニメてアバッキオの過去は、アバッキオが初めて活躍する第6話で描かれました。
アニメ制作側の意図としてメンバー全員にスポットを当てるためだと思います。
今回のポンペイはフーゴが初めて活躍の場合です。
フーゴにスポットを当てたい気持ちはわかります。
しかし、今回の話のメインはアバッキオの行動にあると思うのですよね。
何が何でも、何を犠牲にしても目的を完遂する、アバッキオがどうしてそう言う行動に出たのか、
それには過去が関係している訳です。
アニメでは自分で理由を述べる訳ですが、やはり弱い様な気がしました。
だからこそ今回の話でアバッキオの過去を振り返って欲しかったですね。
今回の戦いは覚悟の勝負でしたね。
アバッキオの手首を捨ててまでキーを届ける覚悟
ジョルノの自らが感染して鏡の中に入り込んだ覚悟
そして、イルーゾォの感染した部分を切り捨てて逃れた覚悟
一見は同じような覚悟ですが、ジョルノの全員助かるためと言う、
もうどうなっても良いと言う覚悟では無く、先のある覚悟の勝利という事でしたね。