パーマンの元ネタは藤子不二雄Aだった?「わが名はXくん」とは?

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冴えない小学生の須羽ミツ夫が宇宙人からもらったパーマンセットで変身するとヒーローになって活躍する漫画「パーマン」

パーマンと言えば藤子・F・不二雄先生の代表作の一つですね。

その元ネタとも言える原形が相方の藤子不二雄A先生の作品にあったことはご存知でしょうか?

その作品というのは「わが名はXくん」。

 

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パーマンの元ネタ

パーマンの元ネタと言えばアメリカンコミックが原作で映画にもなった「スーパーマン」を思い起こさせる方が多いのではないでしょうか?私も長らくそう思っていました。

パーマンのエンディング曲「パーマンはそこにいる」の歌詞によると

大きな声じゃ言えないが
実は 欠陥スーパーマン
スーがスーッと消えてパーマンさ

とされています。

パーマンは、半人前の子供で欠陥スーパーマンだから「スー」が取られて「パーマン」になったんだろうと思っていました。

ヒーローになって困っている人を助けるという設定も正にスーパーマンです。

 

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わが名はXくんとは?

元ネタ・原形プロトタイプとも言える「わが名はXくん」とはどんな作品なのか

最初に「わが名はXくん」を知ったのは藤子不二雄A先生の最高傑作と名高い「まんが道」の続編「愛…しりそめし頃に… 満賀道雄の青春」の第5巻。

藤子不二雄先生が1955年(昭和30年)連載の〆切を8本落とすという大失態をおこし干されてしまうという事態になった事があります。その後、復帰を果たし再び連載を持った作品が「わが名はXくん」(1958年昭和33年)です。なおこの頃から藤子不二雄先生は合作はなく、単独で描いた漫画が増えていったそうで、「わが名はXくん」は藤子不二雄A先生の単独の作品となります。

 

わが名はXくん 幻の作品が初めて単行本化に!!

「幼年クラブ」「たのしい四年生orたのしい五年生 」で掲載されていた「わが名はXくん」

幻の作品とされたのは単行本にされていなかったからと言っても過言ではないでしょうか。

長らく単行本にされていなかった「わが名はXくん」でしたが、多くのファンの声によって2018年。ついに単行本にされました。

最も紙の本の価格は3,850円。電子書籍Kindleでの価格でも3,300円とかなりのプレミアム価格(通常の新品でです。)となっています。

ファンにとっては是非とも手にしたい本ですが、ちょっと高すぎですよね。

「わが名はXくん」のストーリー

「わが名はXくん」のストーリーを簡単に説明すると

宇宙人から貰ったマスクを被ると、優れた頭脳と超人的な力が発揮できるようになるとまさにパーマンのプロトタイプと言える漫画です。

パーマンマスクは被るとマスクと目が一体化した様な感じになりますが、わが名はXくんの方もマスクを被るとマスクと目が一体化した様な感じで見た目的にも似ています。

 

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まとめ 藤子・F・不二雄と藤子不二雄A

藤子不二雄A先生が生み出した「わが名はXくん」そしてその設定を受け継いだ形の藤子・F・不二雄先生の「パーマン」

どちらの作品もコンビを解散する前に発表されていたものなので、アイディアの共有は当然の事だったのでしょう。「わが名はXくん」を藤子不二雄A先生が描いてほぼ同じネタの「パーマン」を藤子・F・不二雄先生が描いていたというのがなんか面白いですね。

 

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